うつ病等の気分障害の患者様におかれましては、憂うつな気分になり、何事にも億劫になることがございます。睡眠や食事にお困りになることも多いです。十分な休養を取りつつ、精神療法や薬物療法により症状の改善を図ります。

様々な疾患の患者様に不安、イライラといった不安焦燥感が多く起こり、日常生活に大きな影響を与えます。原疾患の治療に加え、原因となり得るストレスへの対処方法を共に相談しつつ、必要に応じて薬物療法により症状の軽減を図ります。

睡眠障害には入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒、熟眠障害等、いくつか種類があります。患者様がどの種類にお困りかを把握し、その上で睡眠の方法・環境について改善を提案する睡眠衛生指導や薬物療法等により症状の改善を図ります。

パニック症の患者さんにおかれましては、突然の動悸や息苦しさ、めまいが生じ、「それら症状が再び起こるのでは」という強い不安により、外出が出来なくなる等、日常生活に大きな支障が生じます。十分な休養を取りつつ、精神療法と薬物療法により症状の改善を図ります。

様々な疾患の患者様がまわりの視線や音の刺激にお困りになることがございます。特に統合失調症の患者様の中には、それらの刺激が不気味に感じられる方がおられ、ご自身への嫌がらせや悪口に感じられる方もおられます。担当医とこれらの症状について話し合い、十分な休養を取りつつ、精神療法や薬物療法により症状の改善を図ります。

もの忘れにお困りの方も多いと思われます。加えて、抑うつ気分や不眠といった症状にお困りの方もおられると思います。必要な検査を行い、結果を基に担当医と相談し、精神療法、薬物療法により症状の改善、進行の抑制を図ります。画像検査等の精査が必要な場合は近隣の脳外科等の医療機関と連携します。

育児に悩まれている、お母さんやお父さんがいらっしゃると思います。中には抑うつ気分や不眠が生じ、日常生活に影響が出ている方もいらっしゃると思います。また、産後のお母さんで抑うつ症状に悩まれている方の中には、産後うつ病を発症されている方もおられます。お困りの方はどうぞお気軽に当院をご受診ください。

学校や職場での人間関係にお悩みの方の中に、ご自身が神経発達症（発達障害）ではないかと心配されている方もいらっしゃると思います。当院では各種検査と問診で症状の評価を行い、患者さんのお困りの症状に対して、ひとりひとりの特性を尊重しつつ、精神療法や薬物療法により軽減を図ります。

不注意による繰り返されるミスにお悩みの方の中に、ご自身が注意欠如多動症（ADHD）ではないかと心配されている方もいらっしゃると思います。当院では各種検査と問診で症状の評価を行い、患者さんのお困りの症状に対して、ひとりひとりの特性を尊重しつつ、精神療法や薬物療法により軽減を図ります。